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旧松崎「旅籠油屋」(市指定有形文化財(建造物))

松崎宿に現存する「油屋」は江戸時代の旅籠建築の姿を残しており、その年代は18世紀に遡ります。大きく「主屋」と「角座敷」からなり、「主屋」には一般の旅人客を、「角座敷」には武士などの身分の高い賓客を泊めたと考えられています。旅籠建築としては非常に大型で、松崎宿の中でも大名を泊める本陣・脇本陣に次ぐ扱いを受けていたと推定されています。幕末,明治以降には、「主屋」部分と「角座敷」部分はそれぞれ独立し、2軒の旅籠「油屋」「中油屋」となり、現在の形のようになりました。昭和初期まで、旅人宿・料亭として経営が続けられ、その後は芝居小屋や食堂などとして使用されてきました。西郷隆盛が「油屋」に宿泊したという言い伝えが残っているほか、乃木希典が昼食をとったことが、その手記から明らかになっています。

※見学には事前連絡が必要です。

(現在、母屋「油屋」は復原解体中のため、H26に復原が終了した

座敷「中油屋」の見学が可能です)


▼場所  松崎地区
《アクセス》甘木鉄道「松崎駅」より徒歩5分

▼お問い合わせ先 小郡市埋蔵文化財調査センター 0942-75-7555